SEO・集客 UPDATE 2026.10.01

構造化データとは?SEOで使うJSON-LDの書き方とリッチリザルトの基本

構造化データとは何か。SEOとの関係、JSON-LD・schema.orgの基本、Article・Breadcrumb・Organizationなどの種類、実装例、リッチリザルトテストでの確認方法まで実務ベースで解説します。

SEO / STRUCTURED DATA / JSON-LD

人がWebページを見れば、 「これは記事」「これは会社情報」「これは商品」と、 内容をある程度判断できます。

検索エンジンもページ内容を解析しますが、 その意味をより明確に伝えるために使われるのが 構造化データです。

構造化データを使うと、 ページの種類、 タイトル、 著者、 公開日、 会社情報などを 機械が理解しやすい形式で記述できます。

Googleでは、 構造化データを検索結果の理解や、 一部のリッチな検索表示に利用しています。

この記事では、 構造化データとSEOの関係、 JSON-LD、 schema.org、 よく使う種類、 実装例、 Googleでの確認方法まで整理します。

01
WHAT IS STRUCTURED DATA?

構造化データとは?

構造化データは、 Webページに書かれている情報を 一定のルールに沿って整理し、 検索エンジンなどが理解しやすい形で伝えるデータです。

たとえば記事ページなら、 「これは記事である」 「タイトルはこれ」 「公開日はこの日」 「著者はこの人」 といった情報を明示できます。

ページを人間向けに表示するHTMLとは別に、 機械向けの情報を追加するイメージです。

01 PAGE

ページ

人が読む Webコンテンツ。

→
02 STRUCTURE

意味を整理

記事・著者・日付などを 定義する。

→
03 JSON-LD

機械向け記述

決められた形式で データ化する。

→
04 SEARCH

検索エンジン

ページの意味を 理解しやすくする。

POINT

構造化データは、 ページの内容そのものを増やすのではなく、 既にある情報の意味を機械向けに整理する ための仕組みです。

02
SEO EFFECT

構造化データには
SEO効果がある?

構造化データを追加しただけで、 検索順位が自動的に上がると考えるのは適切ではありません。

主な役割は、 検索エンジンによるページ内容の理解を補助し、 対応する検索機能やリッチリザルトの対象になれる状態をつくることです。

ただし、 正しい構造化データを実装しても、 リッチリザルトとして必ず表示されるわけではありません。

構造化データは検索順位を保証するものではなく、検索エンジンの内容理解や情報整理、検索表示を補助することを示した図解
構造化データは検索順位を直接保証するものではなく、 ページ内容の理解や対応する検索表示の対象になるための情報整理に使われます。
01

内容理解

ページの意味を 明示しやすくする。

02

情報整理

著者や日付などを 機械向けに整理する。

03

検索表示

対応する リッチな検索表示へ。

04

保証ではない

表示や順位を 保証するものではない。

03
JSON-LD

JSON-LDとは?

構造化データには、 JSON-LD、 microdata、 RDFaなどの記述形式があります。

Googleは、 JSON-LDを推奨形式として案内しています。

JSON-LDでは、 HTML本文とは比較的独立した形で scriptタグ内へ構造化データを記述できます。

RECOMMENDED

JSON-LD

script要素内へ JSON形式で記述。

FORMAT

Microdata

HTML要素へ 属性を追加して記述。

FORMAT

RDFa

HTML属性として セマンティック情報を追加。

JSON-LD SIMPLE EXAMPLE
<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Article",
  "headline": "記事タイトル"
}
</script>
04
SCHEMA.ORG

schema.orgとは?

schema.orgは、 構造化データで使用する タイプやプロパティの語彙を定義する仕組みです。

たとえば、 Article、 Organization、 Product、 Event、 BreadcrumbListなど、 ページや情報の種類に応じた型があります。

ただし、 schema.orgに存在するすべてのタイプが Googleのリッチリザルトに対応しているわけではありません。

SCHEMA.ORG TYPE
ARTICLE

記事

ORGANIZATION

会社・組織

BREADCRUMB

パンくず

PRODUCT

商品

EVENT

イベント

LOCAL BUSINESS

店舗・事業所

IMPORTANT

「使えそうなタイプを適当に選ぶ」のではなく、 ページに実際に表示されている内容に最も適したタイプを選ぶ ことが基本です。

05
COMMON TYPES

ホームページで
よく使う構造化データ

01 ARTICLE

Article / BlogPosting

コラム・ブログ・ニュースなどの 記事ページ。

02 BREADCRUMB

BreadcrumbList

ページ階層や パンくずリスト。

03 ORGANIZATION

Organization

会社名・URL・ロゴなど 組織情報。

04 LOCAL

LocalBusiness

店舗や ローカルビジネス情報。

05 PRODUCT

Product

商品名・価格・在庫など 商品情報。

06 EVENT

Event

開催日・会場など イベント情報。

RULE

サイト全体へ同じschemaを大量に追加するより、 それぞれのページの役割に合った情報を正確に設定する 方が重要です。

06
ARTICLE EXAMPLE

Article構造化データの
基本的な書き方

コラムやブログ記事では、 ArticleやBlogPostingなどが使われます。

記事タイトル、 画像、 公開日、 更新日、 著者などを 構造化データとして記述できます。

Article構造化データで記事タイトル、画像、公開日、更新日、著者、発行者などをJSON-LDとして整理する基本を示した図解
ArticleやBlogPostingでは、 記事ページ上のタイトル・画像・日付・著者などを機械が理解しやすい形で整理します。
JSON-LD ARTICLE EXAMPLE
<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "BlogPosting",
  "headline": "構造化データとは?",
  "image": [
    "https://example.com/article-image.webp"
  ],
  "datePublished": "2026-10-01",
  "dateModified": "2026-10-01",
  "author": {
    "@type": "Person",
    "name": "著者名"
  }
}
</script>
01

headline

記事タイトル
02

image

記事画像
03

datePublished

公開日
04

dateModified

更新日
05

author

著者
06

@type

データの種類
07
WORDPRESS

WordPressでは
重複実装に注意する

WordPressでは、 SEOプラグイン、 テーマ、 専用プラグインなどが 構造化データを自動出力している場合があります。

その状態で別の仕組みから 同じ種類の構造化データを追加すると、 情報が重複したり、 内容が矛盾したりすることがあります。

新しく追加する前に、 現在ページへ何が出力されているかを確認します。

01

テーマ

theme側が schemaを出力していないか。

02

SEOプラグイン

ArticleやOrganizationが 自動生成されていないか。

03

専用プラグイン

別のschema機能と 重複していないか。

04

実際のHTML

最終的に出力された JSON-LDを確認する。

CHECK

管理画面の設定だけを見るのではなく、 公開ページで実際に出力されている構造化データを見る ことが重要です。

08
VALIDATION

リッチリザルトテストで
確認する

構造化データを実装したら、 公開して終わりではありません。

Googleのリッチリザルトテストを使い、 対応する構造化データが正しく認識されているかを確認します。

また、 URL検査を使って Googleが公開ページへアクセスできる状態かも確認します。

JSON-LDを実装し、リッチリザルトテストで検証し、公開後にSearch ConsoleのURL検査で確認する流れを示した図解
構造化データは、 実装後にリッチリザルトテストで検証し、 公開後もURL検査などでGoogleから取得できる状態か確認します。
01

実装

ページ内容に合った JSON-LDを追加。

02

テスト

Rich Results Testで エラーを確認。

03

公開

実ページへ 正しく反映する。

04

確認

Googleが取得できるか URL検査で確認。

09
COMMON MISTAKES

構造化データで
よくある設定ミス

01

ページにない情報

実ページにない内容を schemaだけに書く。

02

タイプが違う

ページ内容と @typeが合っていない。

03

古い情報

価格や日付などが ページと一致していない。

04

重複実装

テーマとプラグインから 同じschemaが出る。

05

テストしない

JSONの構文エラーを 放置する。

06

表示を保証と考える

実装すれば必ず リッチ表示されると思う。

IMPORTANT

構造化データは、 検索結果用に情報を作るのではなく、 ページ上にある情報を正しく表現する ために使います。

FAQ
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

構造化データについて
よくある質問

構造化データを入れるとSEO順位は上がりますか? +

構造化データを追加しただけで 検索順位が上がると考えるのは適切ではありません。 主な役割は、 ページ内容を検索エンジンへ明確に伝え、 対応する検索機能の対象になれる状態をつくることです。

JSON-LDとは何ですか? +

構造化データをJSON形式で記述する方法です。 GoogleではJSON-LDが推奨形式として案内されています。

schema.orgとGoogleの構造化データは同じですか? +

schema.orgは構造化データの語彙を定義する仕組みです。 Googleはその中から 検索機能に利用するタイプやプロパティを案内しています。

構造化データを入れれば必ずリッチリザルトになりますか? +

必ず表示されるわけではありません。 正しい構造化データを実装することは、 対応する検索機能の対象になるための条件の一つです。

WordPressではプラグインだけで十分ですか? +

プラグインで自動出力できる場合がありますが、 ページ内容と一致しているか、 テーマなどと重複していないかは確認する必要があります。

構造化データはどこで確認できますか? +

Googleのリッチリザルトテストや URL検査などを使って、 検出状態やページへのアクセス状況を確認します。

SUMMARY

ページを増やすのではなく、
ページの意味を正しく伝える。

構造化データは、 Webページに書かれている情報を 検索エンジンが理解しやすい形式で伝える仕組みです。

JSON-LDやschema.orgを使って、 記事、 組織、 パンくず、 商品などの意味を明示できます。

ただし、 実装すること自体を目的にしてはいけません。

ページ上の内容と一致した正確なデータを設定し、 テストと公開後の確認まで行うことが重要です。

01

ページを理解

02

schemaを選択

03

JSON-LD実装

04

テスト

05

公開後確認

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