Web制作 UPDATE 2026.09.29

ホームページ制作会社の選び方|失敗しない7つの比較ポイントと見積書の見方

ホームページ制作会社は何を基準に選べばいいのか。料金、実績、提案力、SEO、見積書、公開後の保守、ドメイン・データの所有権まで、失敗しないための比較ポイントを実務ベースで解説します。

WEB COMPANY / SELECTION / PROJECT

ホームページ制作会社を探すと、 「デザインに強い」「SEOに強い」「低価格」 「実績多数」など、 どの会社も魅力的に見えます。

さらに相見積もりを取ると、 30万円、70万円、150万円と 金額まで大きく違うことがあります。

では、 何を基準に制作会社を選べばいいのでしょうか。

重要なのは、 一番安い会社や、 一番デザインが好みの会社を選ぶことではありません。

自社の目的に対して、 必要な設計・制作・運用を 適切に任せられる会社かどうか を比較することが大切です。

この記事では、 ホームページ制作会社を選ぶ7つの基準から、 見積書・実績・契約・公開後の運用まで 発注前に確認したいポイントを整理します。

01
BEFORE SELECTION

制作会社を探す前に
目的を決める

制作会社選びで最初に決めるべきなのは、 制作会社ではありません。

まず、 ホームページを作る目的を整理します。

目的が違えば、 選ぶべき制作会社も変わります。

POINT

「いいホームページを作りたい」ではなく、 「ホームページで何を変えたいか」 まで整理してから制作会社を比較します。

01

問い合わせ

新規相談や商談を増やしたい。

02

採用

応募者へ会社の魅力を伝えたい。

03

信頼

会社としての信用を高めたい。

04

SEO

検索から新規流入を増やしたい。

05

更新

自社で情報発信できるようにしたい。

06

業務改善

予約・申込・問い合わせを効率化したい。

02
SEVEN CRITERIA

制作会社を比較する
7つのポイント

ホームページ制作会社を選ぶ7つの比較基準として、提案力、実績、見積もり、SEO、公開後支援、所有権、コミュニケーションを整理した図解
制作会社は料金だけで比較せず、 提案内容、実績、制作範囲、SEO、公開後の支援、 所有権、担当者とのコミュニケーションまで確認します。
01

目的に合った提案をしているか

要望をそのまま形にするだけでなく、 なぜその構成・デザイン・機能が必要なのか 説明できる会社かを確認します。

02

自社に近い実績があるか

単純な制作件数より、 業種・サイト規模・目的が 自社に近い実績があるかを見る方が重要です。

03

見積もりの範囲が明確か

ページ数、原稿、撮影、SEO、 CMS、修正回数など、 料金に含まれる範囲を確認します。

04

SEO・集客を考えられるか

title設定だけではなく、 キーワード、サイト構造、コンテンツ、 内部リンクまで考えられるかを確認します。

05

公開後の運用まで対応できるか

保守、更新、アクセス解析、 SEO改善など、公開後の支援内容を確認します。

06

ドメイン・データが自社に残るか

ドメイン、サーバー、WordPress、 デザインデータ等の管理・帰属を確認します。

07

担当者と意思疎通できるか

制作期間中は何度も確認が発生します。 質問へ明確に答え、 意図を理解してくれるかも重要です。

03
PORTFOLIO

制作実績は
「見た目」だけで判断しない

制作会社選びでは、 制作実績を見る人が多いと思います。

ただし、 デザインが好みかどうかだけでは 十分な判断材料になりません。

実績を見るときは、 そのサイトが何を目的に作られたのか まで確認します。

01

業種は近いか

02

サイト規模は近いか

03

目的は近いか

04

制作会社の担当範囲はどこか

05

公開後も運用されているか

06

成果や改善内容まで説明できるか

CHECK

きれいなサイトを作った実績より、 「その企業の課題をどう解決したか」 を説明できる実績の方が参考になります。

04
ESTIMATE

相見積もりは
総額だけで比べない

たとえば、 A社が50万円、 B社が80万円だったとします。

金額だけならA社が安く見えます。

しかし、 A社には原稿制作・SEO・撮影・保守が含まれず、 B社には含まれている可能性があります。

ホームページ制作の50万円と80万円の見積もりを、ページ数、デザイン、原稿支援、SEO、CMS、公開後サポートなどの内容で比較した図解
相見積もりでは総額だけを見るのではなく、 ページ数・デザイン・原稿・SEO・CMS・公開後サポートなど、 何が料金に含まれているかを揃えて比較します。
COMPANY A

50万円

  • 5ページ制作
  • テンプレート
  • 原稿は自社
  • SEO設定のみ
  • 公開後保守なし
VS
COMPANY B

80万円

  • 10ページ制作
  • オリジナルデザイン
  • 原稿支援
  • SEO設計
  • 公開後サポート

相見積もりでは、 各社へ同じ条件を伝え、 何が含まれ、何が別料金なのか を揃えて比較します。

05
SEO

「SEO対応」の言葉だけでは
判断しない

制作会社のサイトには、 「SEO対応」と書かれていることがあります。

ただしSEO対応の内容は、 会社によってかなり違います。

title・descriptionを設定するだけでも SEO対応と表現できますし、 キーワード設計・サイト構造・コンテンツまで 考える会社もあります。

01

キーワード

検索需要まで調査するか。

02

サイト構造

SEOを考えたページ設計か。

03

コンテンツ

検索意図まで考えるか。

04

内部リンク

ページ同士を適切につなぐか。

05

技術

index・canonical等を確認するか。

06

改善

公開後の数字まで見るか。

06
CONTRACT & OWNERSHIP

契約前に
所有権と引き継ぎを確認する

制作会社を変更するときに、 初めて問題になるのが ドメインやサーバーの管理です。

「ホームページは自社のもの」と思っていても、 制作会社名義で契約されている場合があります。

ホームページ制作契約前に確認すべき所有権と管理権限として、ドメイン、サーバー、WordPress、Google Analytics、Search Console、画像・原稿データを整理した図解
契約前に、 ドメイン・サーバー・CMS・アクセス解析・検索管理・制作データを 誰が管理し、契約終了時に何を引き継げるか確認しておきます。
01

ドメイン

02

サーバー

03

WordPressアカウント

04

Google Analytics

05

Search Console

06

画像・原稿データ

契約終了後に、 他社へ引き継げる状態なのかも確認しておきます。

特にドメインは、 会社のWeb上の住所にあたる重要な資産です。

07
FREELANCE OR COMPANY

フリーランスと制作会社
どちらに頼む?

FREELANCE

フリーランス

  • 費用を抑えやすい
  • 担当者と直接話せる
  • 意思決定が速い
  • 対応範囲は人による
  • 病気・繁忙時のリスクがある
COMPANY

制作会社

  • 複数分野を分担できる
  • 一定の制作体制がある
  • 大規模案件にも対応しやすい
  • 費用は高くなりやすい
  • 会社によって体制差が大きい

どちらが優れているという話ではありません。

小規模なサイトなら フリーランスでも十分な場合があります。

一方、 SEO・撮影・ライティング・システムなど 複数領域を含む場合は、 チーム体制の方が向くこともあります。

08
RED FLAGS

発注前に気をつけたい
制作会社のサイン

01

質問がほとんどない

事業や目的を聞かずに すぐ見積もりだけ出す。

02

見積もりが一式だけ

何に費用がかかるのか 判断できない。

03

「SEOで必ず1位」

検索順位を保証するような 表現をしている。

04

保守内容が不明

月額費だけあり、 対応範囲が分からない。

05

アカウントを渡さない

ドメインやCMSの権限が 制作会社だけにある。

06

解約条件が分からない

契約終了時の移行方法や 費用が明記されていない。

09
QUESTIONS

初回相談で
聞いておきたい質問

01

今回のサイトで最初に改善すべき点はどこですか?

02

この見積もりに含まれない作業は何ですか?

03

原稿や写真はどちらが用意しますか?

04

SEOは具体的に何をしてもらえますか?

05

公開後は誰がどこまで対応しますか?

06

ドメインとサーバーは誰名義になりますか?

07

制作会社を変更する場合、データは引き継げますか?

08

今回と近い案件ではどんな課題がありましたか?

FAQ
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

制作会社選びについて
よくある質問

相見積もりは何社くらい取ればいいですか? +

2〜3社程度でも比較は可能です。 会社数を増やしすぎるより、 同じ条件を伝えて制作範囲を揃えて比較する方が重要です。

一番安い会社を選んではダメですか? +

必ずしも問題ではありません。 自社に必要な制作内容がすべて含まれていて、 その価格で実現できるのであれば合理的です。

地元の制作会社の方がいいですか? +

対面での打ち合わせが必要ならメリットがありますが、 オンラインで進行できる場合は 地域だけで絞る必要はありません。

制作実績が多い会社の方が安心ですか? +

件数だけでは判断できません。 自社と近い目的・規模の案件について、 どこまで担当したのかを確認すると判断しやすくなります。

SEOに強い制作会社はどう見分けますか? +

「SEO対応」という言葉だけでなく、 キーワード、サイト構造、コンテンツ、 技術面、公開後の改善まで 具体的に説明できるかを確認しましょう。

SUMMARY

一番安い会社ではなく、
一番目的に合う会社を。

ホームページ制作会社には、 それぞれ得意分野や制作体制があります。

そのため、 誰にとっても一番良い制作会社が 存在するわけではありません。

自社がホームページで何を実現したいのかを整理し、 実績、提案、費用、SEO、 公開後の運用、契約まで同じ基準で比較することが重要です。

01

目的を先に決める

02

実績は中身を見る

03

見積範囲を揃える

04

所有権を確認する

05

公開後まで比較する

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