WEBSITE RENEWAL / SEO / MIGRATION
ホームページを古いデザインから新しくしたい。 サービス内容も整理して、 会社としてもっと分かりやすいサイトへ変えたい。
その一方で気になるのが、 「リニューアルしたら検索順位が下がらないか」 という問題です。
結論から言えば、 ホームページをリニューアルしたこと自体で SEO評価が下がるわけではありません。
問題になりやすいのは、 URL変更、301リダイレクトの漏れ、 コンテンツ削除、noindex、 canonical、内部リンクなど、 旧サイトから新サイトへ評価を引き継ぐ設計が抜けていること です。
この記事では、 リニューアルでSEO順位が下がる原因から、 公開前・公開時・公開後に確認すべきことまで 実務ベースで整理します。
ホームページをリニューアルすると
SEO順位は下がる?
リニューアルしたからといって、 必ず検索順位が下がるわけではありません。
デザインを変更するだけで、 Googleがサイトを低く評価するという仕組みではありません。
一方でリニューアルでは、 URL、ページ構成、文章、 内部リンク、タイトル、 クロール設定など、 SEOに関係する多くの要素を同時に変更します。
リニューアルでSEO順位が落ちる原因は、 「デザインを変えたこと」より 「旧サイトの評価を正しく引き継げていないこと」 にあるケースが多いです。
逆に言えば、 移行設計を正しく行い、 コンテンツやサイト構造も改善できれば、 リニューアルはSEOを強くする機会にもなります。
リニューアル後に順位が落ちる
7つの原因
URLが変わったのにリダイレクトしていない
旧ページが404になり、 新しいページとの関係を適切に伝えられていない状態です。
重要なページを削除した
検索流入や被リンクを持っていたページを 理由なく削除すると、サイト全体の流入にも影響します。
文章を大幅に減らした
デザインをすっきりさせるために サービス説明やFAQまで削ると、 ページが扱うテーマが分かりにくくなる場合があります。
noindexが残っている
テスト環境で使っていたnoindexを 本番公開後も残してしまう事故があります。
canonicalが旧URLを向いている
正規URLの指定が間違っていると、 新しいページが正しく扱われない原因になります。
内部リンクが古いURLのまま
メニューや本文リンクが旧URLを向いたままだと、 不要なリダイレクトや404が発生します。
公開後の確認をしていない
Search Consoleやアクセス解析を見ず、 問題の発見が遅れるケースがあります。
URLが変わるなら
301リダイレクトを設計する
リニューアルで最も注意したいのが、 URLの変更です。
Googleはサイト移転時に、 旧URLと新URLの対応関係を整理し、 旧URLから対応する新URLへ サーバー側の永続リダイレクトを設定することを推奨しています。
旧URL
/service.html
新URL
/service/
すべてTOPページへ飛ばせばいいわけではない
旧URLから最も関連する新URLへ 1対1で対応させるのが基本です。
削除したページを何でもTOPページへ転送すると、 ユーザーにとっても分かりにくくなります。
Googleも、 関連性の低いページへ大量に転送することは避けるよう案内しています。
デザインを優先して
必要な情報まで消さない
リニューアルでは、 「文章が多いから減らしたい」 という話がよく出ます。
もちろん、 不要な文章を整理すること自体は問題ありません。
しかし、 SEOで流入しているページの文章や、 ユーザーが判断するために必要な情報まで 一律に削るべきではありません。
サービス詳細
何ができる会社なのか。
実績
どのような仕事をしてきたか。
FAQ
顧客が疑問に思うこと。
会社情報
誰が提供しているのか。
既存コラム
すでに検索流入がある情報資産。
問い合わせ導線
次の行動へ進むための情報。
公開前に確認する
SEOチェックリスト
現在のURL一覧を保存する
検索流入の多いページを確認する
旧URLと新URLをマッピングする
301リダイレクトを準備する
title・description・h1を確認する
canonicalを確認する
noindex・robots.txtを確認する
内部リンクを新URLへ変更する
XMLサイトマップを準備する
Search Console・GAを確認する
公開直後に
確認すること
旧URL
正しい新URLへ転送されるか。
404
想定外の404が発生していないか。
index
新サイトが検索可能な状態か。
Search Console
クロール・インデックス異常がないか。
Analytics
アクセス計測が正常か。
問い合わせ
フォームや電話導線が動いているか。
リニューアル直後は、 Googleが新しいURLを再クロール・再処理するため、 一時的に順位が変動する場合があります。
そのため、 公開直後の数値だけで成功・失敗を判断するのではなく、 エラーが起きていないかを確認しながら推移を見ます。
リニューアル後に順位が落ちたら
この順番で確認する
noindex / robots.txt
旧URL → 新URLの301
404・canonical
title・h1・本文
内部リンク
Search Consoleの推移
リニューアルはSEOを
強くするチャンスでもある
リニューアルでは、 既存SEOを守ることばかりに意識が向きがちです。
しかし、 古いサイトに問題があるなら、 同時に改善する機会でもあります。
情報設計
ユーザーが必要な情報へ到達しやすくする。
サービス
サービス内容・特徴・料金・流れを整理する。
実績
一次情報として制作・導入実績を充実させる。
内部リンク
記事からサービス・実績へ自然につなぐ。
モバイル
スマートフォンでの閲覧・操作を改善する。
CTA
問い合わせまでの迷いを減らす。
リニューアルを依頼するとき
制作会社へ確認したいこと
既存URLの棚卸しをするか
301リダイレクトを設定するか
既存SEOデータを確認するか
title・canonical等を移行するか
Search Consoleを確認するか
公開後の監視・修正まで対応するか
ホームページ制作では、 見た目がきれいになることだけでなく、 今まで積み上げた検索評価をどう扱うかも重要です。
特に既存サイトに検索流入がある場合は、 制作開始前にSEO移行について確認しておく方が安全です。
ホームページリニューアルとSEOの
よくある質問
リニューアルすると必ず検索順位が下がりますか? +
必ず下がるわけではありません。 ただしURL、コンテンツ、内部リンクなど多くの要素が変わるため、 一時的な変動や移行ミスによる下落が起こる可能性があります。
URLは変えない方がいいですか? +
理由なく変更する必要はありません。 変更する場合は旧URLと新URLを対応させ、 適切な301リダイレクトを設定します。
301リダイレクトはいつまで残しますか? +
Googleはサイト移転時のリダイレクトを 一般に少なくとも1年以上維持するよう案内しています。 ユーザーのためにさらに長く維持することも検討できます。
デザイン変更だけならSEO対策は不要ですか? +
URLや文章を変えない場合でも、 title、h1、内部リンク、モバイル表示、 表示速度などが変化していないか確認した方が安全です。
公開後すぐ順位が下がったら失敗ですか? +
必ずしも失敗とは限りません。 URL変更を伴う移行では再クロール・再処理の間に 一時的な順位変動が起こることがあります。 まずは技術的なエラーがないか確認します。
SUMMARY
デザインだけ変えない。
評価まで正しく引き継ぐ。
ホームページのリニューアルは、 見た目を新しくするだけの作業ではありません。
これまで蓄積してきたURL、 コンテンツ、検索流入、内部リンク、 被リンクなどを確認し、 新しいサイトへ適切に引き継ぐ必要があります。
そのうえで、 サービス情報、実績、FAQ、導線、 スマートフォンでの使いやすさなどを改善すれば、 リニューアルをSEOと事業の両方を強くする機会にできます。
既存URLを確認する
301を設計する
情報資産を守る
公開後に監視する
サイト自体も改善する
見た目だけではなく、
検索評価まで考えたリニューアルを。
LEONOIRでは、 既存サイトの分析、情報設計、Web制作、 SEO移行、公開後の改善まで含めてご相談いただけます。