SEO / RANKING / IMPROVEMENT
SEO記事を書いているのに、 検索順位がなかなか上がらない。
タイトルを修正した。 記事数も増やした。 キーワードも入れている。 それでも検索流入が増えない。
こうした場合、 原因を「記事が足りないから」と決めつけると、 さらに記事を増やして状況を悪化させることがあります。
SEO順位が上がらないときに重要なのは、 施策を増やすことではなく、 「どこで止まっているのか」を切り分けることです。
この記事では、 SEO順位が上がらない主な原因と、 Search Consoleを使って 改善すべき場所を判断する方法を解説します。
SEO順位が上がらない
主な原因
SEO順位が上がらない原因は、 一つとは限りません。
キーワード選定、 検索意図、 ページ内容、 サイト構造、 内部リンク、 インデックスなど、 複数の要因が重なっていることがあります。
そのため、 「文字数を増やす」 「記事を追加する」 といった一つの施策だけでは 改善しないケースがあります。
KW難易度
競合が強すぎる キーワードを狙っている。
検索意図
ユーザーが求める内容と ページがズレている。
内容
独自性や 必要な情報が不足している。
カニバリ
似たページ同士が 同じ検索意図を狙っている。
内部リンク
関連ページ同士の つながりが弱い。
技術面
クロール・インデックスなどに 問題がある。
順位が上がらないときは、 「何を追加するか」より 「どこに問題があるか」 を先に特定します。
狙っているキーワードが
強すぎないか
どれだけ良いページを作っても、 自社の現在のサイト状況に対して 難易度が高すぎるキーワードでは 順位が上がりにくいことがあります。
たとえば、 「SEO」 「ホームページ制作」 「システム開発」 のような広いキーワードは、 多くの企業・メディアが狙っています。
一方で、 「中小企業 ホームページ制作」 「業務システム 開発 費用」 のように検索意図を絞ることで、 自社サービスと近いユーザーを狙える場合があります。
広すぎるKW
検索意図が広く、 強い競合も多い。
具体的なKW
課題・対象・用途が 少し絞られている。
発注意図KW
費用・比較・選び方など 商談に近い検索。
検索意図とページ内容が
ズレていないか
キーワードが入っていても、 検索する人が求めている内容と ページがズレていれば評価されにくくなります。
たとえば 「ホームページ制作 費用」と検索する人は、 制作会社の会社概要よりも、 料金相場や費用が変わる理由を知りたい可能性が高いでしょう。
Googleも、 検索エンジン向けではなく、 読んだ人が目的を達成できる people-first contentを推奨しています。
つまり、 キーワードを含めることより、 その検索に対して適切な答えを返すこと が重要です。
知りたい
意味・方法・原因を知る。
比較したい
費用・方法・会社を比べる。
決めたい
発注先やサービスを判断する。
相談したい
問い合わせ・見積もりへ進む。
「記事数を増やすこと」が
SEOになっていないか
SEOで成果が出ないと、 「もっと記事を書こう」と考えがちです。
しかし、 似た内容の記事を大量に増やすと、 ページ同士の役割が曖昧になることがあります。
Googleも、 検索流入を得る目的で 多数のコンテンツを作ること自体を 推奨しているわけではありません。
既存記事で検索意図を満たせるなら、 新規記事を追加するより リライト・統合・内部リンク改善を行った方がよい場合があります。
新規記事
まだ取れていない 検索意図を狙う。
リライト
順位のある記事を さらに改善する。
統合
重複記事を 一つへまとめる。
整理
役割のないページを 見直す。
カニバリと内部リンクを
確認する
似たテーマの記事が増えると、 同じキーワード・検索意図を 複数ページで狙ってしまうことがあります。
たとえば、 「SEO費用」 「SEO料金」 「SEO相場」 という記事をそれぞれ作っても、 検索意図がほぼ同じなら 一つの記事へまとめた方がよいケースがあります。
また、 記事同士が孤立していると、 ユーザーも関連情報へ進みにくくなります。
ハブ記事から詳細記事へ、 詳細記事からサービスページへというように、 ページの役割に合わせて内部リンクを設計します。
総合記事
テーマ全体を整理。
詳細記事
個別KWを深掘り。
サービス
問い合わせへ接続。
クロール・インデックスなど
技術面に問題がないか
内容を改善する前に、 そもそもGoogleがページを 適切に認識できているか確認します。
noindexになっていないか。 canonicalが別URLを向いていないか。 リニューアル後のURL変更で リダイレクト漏れがないか。
XMLサイトマップ、 内部リンク、 URL構造なども確認します。
技術面に問題がある場合は、 記事内容を改善しても 期待した検索結果につながらないことがあります。
INDEX
検索対象になっているか。
CANONICAL
正しいURLを指定しているか。
REDIRECT
URL変更を正しく引き継いでいるか。
LINK
ページが孤立していないか。
順位ではなく
クリック率が問題の場合もある
「SEOで成果が出ない」と感じても、 順位そのものが問題とは限りません。
Search Consoleでは、 表示回数、 クリック数、 CTR、 平均掲載順位を確認できます。
たとえば検索結果には十分表示されているのに クリックされていないなら、 titleや検索結果上での見え方を見直す余地があります。
また、 クリック数が増えているのに問い合わせがないなら、 SEOよりもサービス内容やCTAなど サイト内の問題を確認すべきかもしれません。
「順位が悪い」と決めつける前に、 表示 → 順位 → クリック → 問い合わせ のどこで止まっているかを確認します。
Search Consoleで
原因を4段階に分ける
Search Consoleの検索パフォーマンスでは、 クエリやページごとに 表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位を確認できます。
これを使えば、 「SEOが弱い」という曖昧な状態を もう少し具体的に分けられます。
表示されない
インデックス、 KW設計、 内容を確認。
順位が低い
検索意図、 内容、 競合差を確認。
クリックされない
titleや 検索結果の見え方を確認。
問い合わせされない
サービス、 信頼、 CTAを確認。
SEO順位を改善するときの
優先順位
SEO改善では、 思いついた施策から手を付けるのではなく、 優先順位を付けます。
特に、 すでに検索結果へ表示されていて 11位〜30位前後にいるページや、 表示回数が多いのにCTRが低いページなどは 改善候補を見つけやすいケースがあります。
一方で、 検索意図が完全に違う記事や 重複記事は、 文章を少し追加するだけでは改善しないことがあります。
Query
実際にどんな検索クエリで表示されているか。
Page
どのURLがその検索で評価されているか。
Intent
検索意図とページ内容が合っているか。
Content
ユーザーの判断に必要な情報が揃っているか。
Internal Link
関連する記事・サービスへ正しくつながっているか。
Index
Googleが正しいURLを認識しているか。
まず改善
表示回数があり、 順位やCTR改善で伸びそうなページ。
構造を改善
内部リンクや サービス導線が弱いページ。
統合・再設計
検索意図がズレている、 重複しているページ。
SEO順位について
よくある質問
SEO記事を書いても順位が上がらないのはなぜですか? +
キーワード難易度、検索意図、内容、 サイト構造、内部リンク、 インデックスなど複数の原因が考えられます。 記事数だけで判断せず、Search Consoleなどから原因を切り分けます。
文字数を増やせばSEO順位は上がりますか? +
文字数そのものを増やせば順位が上がるとは限りません。 検索ユーザーの目的を満たすために必要な情報を整理し、 不要な情報を増やさないことが重要です。
SEO記事は多いほど良いですか? +
多ければよいわけではありません。 同じ検索意図の記事が増えると役割が重複することもあります。 新規作成だけでなく、統合・リライト・内部リンク整理も検討します。
検索順位は毎日確認した方がいいですか? +
日々の順位だけで判断するより、 一定期間の表示回数、クリック、CTR、平均掲載順位などを確認します。 Search Consoleでは期間を変更して推移を比較できます。
順位は上がったのに問い合わせが増えないのはなぜですか? +
狙っている検索意図が商談につながっていない、 サービス内容が分かりにくい、 実績や信頼情報が不足している、 CTAやフォームに問題があるなど、 SEO以外の原因も考えられます。
SUMMARY
順位が上がらないときほど、
記事を増やす前に原因を見る。
SEO順位が上がらない原因は、 記事不足だけではありません。
キーワード、 検索意図、 ページ内容、 重複、 内部リンク、 技術面など、 サイト全体から原因を確認する必要があります。
また、 検索順位だけを見ても 本当の問題は分からないことがあります。
Search Consoleを使い、 表示されているのか、 順位が低いのか、 クリックされていないのかを分けて考えます。
そして検索流入があるなら、 その先の問い合わせまで確認します。
SEOの目的は、 1位を取ることではなく、 必要な人に見つけてもらい、 事業成果へつなげることです。
データを見る
原因を分ける
検索意図を確認
優先ページを改善
成果まで見る
記事を増やす前に、
順位が上がらない原因を整理します。
LEONOIRでは、 Search Consoleの検索データ、 キーワード、検索意図、既存記事、 サイト構造、内部リンク、技術面、 問い合わせ導線まで確認し、 優先して改善すべきページを整理します。